WordPressを始めるには「独自ドメイン」「レンタルサーバー」「テーマ」の3つが必要になります。本記事ではWordPressの初期設定を終えるところまで解説しています。
WordPressでブログを始める手順
上記の手順になります。
レンタルサーバーの契約
サーバーはWebサイトの土台となる部分で、レンタルサーバーは土地を借りる感じです。レンタルサーバーは下記から選べばOKです。
- 30日間返金保証あり:»mixhost
- 10日間無料お試しあり:»エックスサーバー
- 今ホットなレンタルサーバー:»ConoHa WING
世の中には数多くのレンタルサーバーがありますが、素人には意味不明な領域なので人気のレンタルサーバーから選んでおきましょう。セキュリティに強く高速ですし、利用者が多いのでトラブルが出たらググればすぐ解決できます。
また、上記のレンタルサーバーは独自ドメインも同時に取得できますし「レンタルサーバーを契約したら永年無料」といったキャンペーンを常に実施しています。
プランはおすすめでOK
初心者の人はどのレンタルサーバーでも「おすすめ」と書かれているプランを選べば問題ありません。レンタルサーバーは「料金が高い=大量のアクセスに耐えれる」といった感じなのですが、おすすめと書かれているプランでも余裕で耐えれます。ブログが成長し大量のアクセスが集まり出したらグレードを上げましょう。
注意ですが、レンタルサーバーはアダルト関連のサイトをNGにしていますので、アダルト関連のブログを考えている人はmixhostを利用してください。mixhostならアダルト系のブログでも利用できます。
個人的にはmixhostがおすすめ
個人的にはmixhostがおすすめです。性能云々よりもトラブルの対応が素晴らしかったです。基本的にレンタルサーバーはWordPressが関係するトラブルには非対応なのですが、問い合わせてみたところ下記の回答を頂きました。
しかしながら、弊社にて可能な限りお調べいたしましたところ、下記のようなエラーが確認できましたのでご報告いたします。エラー内容を確認いたします限りでは、WordPressのプラグイン「〇〇」が原因でサイトが表示できない状態が推測されます。お手数ではございますが、下記手順を参照のうえ、該当のプラグインを無効化(ファイル名の変更)していただき、事象が改善されるかご確認いただけましたら幸いでございます。
内容は省略していますが、そのあとの文章で解消法を教えて頂き無事解決できました。本来は非対応にも関わらず親切に対応してもらえたので個人的に一押しです。
mixhostを詳しく知りたい人はこちら»mixhost(ミックスホスト)はおすすめ?評判から特徴を解説をチェックしてください。
独自ドメインを決める

利用するレンタルサーバーが決まったら独自ドメインを決めていきましょう。このブログだと「seiryozan.jp」が独自ドメインになりますが、ここはなんでもOKです。
「SEOに影響するって聞いた……」と思うかもですが、関係ないです。各レンタルサーバーからも「見た目だけの問題」「好きな文字でOK」と言ってますので考え込まなくて大丈夫です。
とはいえ、独自ドメインは基本的に一生使っていくものですし、ブログは育てるものなので意味のあるドメインがいいかもです。よくあるパターンとしては、自分のあだ名や運営するブログの名前になります。
なお、ドメインをレンタルサーバー経由で取得しない場合はドメインをレンタルサーバーに紐づける作業が入ります。そして、初心者にとって非常に意味不明な設定になりますので、ドメインはレンタルサーバーから取得しましょう。あと、トラブルが発生すると「ドメイン会社」「レンタルサーバー会社」に個別で問い合わせることになるのでかなり手間です。
あと、独自ドメインで混乱しがちなのが「初期ドメインとサーバー名」になりますが、これは別物です。初期ドメインとサーバー名はレンタルサーバーを利用するために必要なものですが、基本的に使いませんので分かりやすい文字列に決めておけばOKです。
ドメインについて詳しくはこちら»ブログに最適なドメイン名を選択するコツ!6つのヒントで最適化をチェックしてください。
WordPressをサーバーにインストール
WordPressをサーバーにインストールする作業が必要なのですが、紹介しているレンタルサーバーなら「WordPressクイックスタート」「WordPress簡単セットアップ」といった機能がありますので自動で行ってくれます。
独自ドメインでも触れているように、WordPressの自動インストールがないレンタルサーバーだと、初心者には意味不明な設定が入りますので、必ずWordPressの自動インストールを提供しているレンタルサーバーを選んでください。
WordPressをインストールする段階にくると「サイト名」の設定を要求されますが、とりあえずなんでもいいです。変更したことが分かるように「サイト名はここです」とかがいいです。
最後にWordPressのテーマを選択するのですが、テーマとはデザインのテンプレートのようなものです。ここで設定したテーマでサイトのデザインやレイアウトが決まりますが、あとから変更できますので、とりあえず用意されているものでOKです。
WordPressの自動インストールを行う際に「ユーザー名」「パスワード」を設定する項目が出てきますので必ずメモに残しておきましょう。WordPressにログインするために必要になります。
WordPressに入ってみよう
これまでの作業が完了するとWordPressに入ることができますので配置は完了です。最近のレンタルサーバーは簡単にWordPressを設置できますので、「ドメインも取得できWordPressも自動でインストールできるレンタルサーバー」に契約してください。
一生使えるWordPressの初期設定

WordPressが使えるようになったら初期設定をしていきましょう。すぐに記事を書いてみたい気持ちは分かりますが、設定のなかには収益に関係してくる項目もありますので先に終わらせちゃいましょう。
WordPressの管理画面にログインし設定→一般設定を開く

最初に設定するのは「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」です。この2つを適切に設定することで読者にどんなサイトなのかを伝えることができ、SEOでも有利になります。
まず、サイトのタイトルの決め方は「ターゲットを狙ってキーワードを含める」「指名検索を狙って覚えやすいタイトルにする」で決めてみましょう。
次にキャッチフレーズですが、ここは簡潔にサイトの概要をキーワードを含めて作成すればOKです。僕のブログだど「フリーターのための情報発信ブログ」になり、キーワードは「フリーター」を狙っています。
なお、タイトルやキャッチフレーズはあとから変更できますので、ブログの方向性が変わったら変更しておきましょう。
設定→パーマリンク

次に、「設定→パーマリンク」を選んでパーマリンクの設定をしていきます。ここは超重要なのでしっかりチェックしてください。
パーマリンクとはページごとに設定されたドメイン名を含まないURL
ブラウザのURL表示欄に、「https://○○○/△△△/」などと表示されているのを見たことがあると思いますが、△△△の部分がそのページのパーマリンクになります。
そして、一度決めたパーマリンクを変更してしまうと、ページのURLが変わってしまいページが得ていたSEO評価がリセットされてしまいます。
そのため、絶対に変更する必要がないパーマリンクとして「投稿名のみ」にしておきましょう。投稿名とは「https://www.seiryozan.jp/career-change-agent-recommendation/」の赤色の部分で、日本語に訳すと「フリーターにおすすすめ転職エージェント」になります。
ここは記事を作成するとき自分で指定することができ、「Googleからも分かりやすく意味のある英単語で作成しよう」と公言されていますので、パーマリンクは投稿名のみに設定し、記事投稿のときは「分かりやすい英数字」で指定しましょう。
難しいと思う人は「パーマリンクは投稿名のみにしないといけない」で大丈夫です。とにかく記事を更新する前に設定しておけば問題ないです。なお、パーマリンクの設定を「投稿名のみ」にすることはレンタルサーバーや大手SEO会社など、至るところで言われていますので深く悩まなくてOKです。
WordPressテーマの設定
「WordPressをサーバーにインストール」でテーマを決めていると思いますが、変更しましょう。初期で入っているテーマをそのまま使う人はほぼいません。
使うテーマは早めに決断しよう
テーマはいつでも変えることができますが、ある程度サイトが完成したあとに変更するとデザインやレイアウトが崩れてしまい、修正にかなりの時間がかかります。また、SEOの観点から見てもSEOに有利とされているテーマを利用するほうが効果的なのでなるべく早めに決断してください。
テーマの変更は「外観→テーマ」から変更できます。

なお、不必要なテーマ削除していますのでみなさんと表示は異なります。新しいテーマを追加されるとここに表示されます。
WordPressに必須のプラグイン
WordPressにさまざまな機能を追加できるのがプラグインになります。ダッシュボードの「プラグイン」を選択すると、今入っているプラグインの確認・設定や新たに追加することができます。

プラグインはサイトの方向性やテーマによって必要になるもが変わってきますので、ここではWordPressを始めた人に推奨されているプラグインを5つ紹介します。
絶対に入れておきたいプラグイン
WP Super Cache | キャッシュ使用で表示速度を改善 |
EWWW Image Optimizer | 画像ファイル軽量化し最適化する |
Akismet | コメントスパムをブロックできる |
Contact Form 7 | 問い合わせフォームを簡単作成・設置できる |
XML Sitemaps | XMLサイトマップを簡単作成できる |
プラグイン名を「新規追加」にコピペすれば該当プラグインが出てきます。また、プラグインを入れすぎるのはサーバーへの負担が大きくなりますので、不必要なものは削除してください。
※最初に入っている「Hello Dolly」も削除しておきましょう
なお、その他のプラグインに関しては、各テーマごとに推奨されているプラグインが設定されていますので、支持に従って追加していきましょう。テーマにそぐわないプラグインを入れてしまうとバグったりします。
サンプル記事とメタ情報の削除
WordPressにはインストールした時点で「Hello world!」というサンプル記事が入っていますので削除しておきましょう。入れたままでも問題はないですが、あとあと記事の管理をするとき邪魔になるので「ゴミ箱へ移動」をクリックし削除してください。
メタ情報も削除しておこう

メタ情報とは、サイトを管理するために配置されているリンクを表示する項目ですが、配置しているままだと訪問者もアクセスしてしまう可能性があり、セキュリティ面でも危険なので消しておきましょう。
ダッシュボードの「外観→ウィジェット→サイドバー→フッター」の順に進めれば「メタ情報」の項目がありますので削除しておいてください。
※なお、テーマによって異なりますのでその際はテーマの公式サイトをチェックしてください。
WordPressの設置がはじめの第一

以上でWordPressでブログを始める手順から初期設定は終了です。
初心者にとてっは聞き慣れない言葉が出てきて混乱してしまうかもですが、一つひとつ順を追って設定しつつ知識を身につけていきましょう。
また、WordPressはコーディングやプログラミングの知識がない人でも簡単にWebサイトを構築することができ、ブログだけではなくキレイな企業ホームページまでも作れる素晴らしいサービスです。
WordPressを使いこなせば世界が変わる
WordPressの利用を考えている人の多くが収益が目的だと思いますが、WordPressを使いこなすと世界は変わります。
たとえばですが、ブログで稼ぐでもいいですし、ホームページを作って稼ぐこともできます。
利用目的は人それぞれですが、僕はWordPressに出会って世界が変わりましたので、みなさんもWordPressを使いこなしてみてください。
再確認!
繰り返しですが、レンタルサーバーを使ってWordPressを始める人は「WordPressのクイックスタート」「WordPress簡単セットアップ」といった、自動でWordPressを配置しつつ独自ドメインも取得できるレンタルサーバーに契約してください。
この2点が揃ってないと初心者にはマジで意味不明な設定が入りますので要注意です。
下記のレンタルサーバーなら問題ありませんので、初心者の人でかつネットに詳しくない人は利用してみましょう。
- 30日間返金保証あり:»mixhost
- 10日間無料お試しあり:»エックスサーバー
- 今ホットなレンタルサーバー:»ConoHa WING
なお、記事を書く元気がある人はこちら»【いきなり書くのはNG】ブログの1記事目の書き方を徹底解説を参考にして更新してみてください。