本記事では、「アルバイトすら受からない……」というフリーター向けに面接を突破する方法を解説しています。
繰り返し不採用になるせいで落ち込んでいる人もいると思いますが、アルバイトの面接はポイントを押さえればさほど難しいことではないので、参考にしつつ勇気を持って次の面接に挑んでください。
アルバイトの面接に受かりやすくなる4つのポイント

面接を突破するには基本的に下記のポイントを押さえれば問題ありません。
- バイトの面接とはいえ身だしなみは重要
- 履歴書をしっかり書き志望動機は抜かりなく
- 最低限のビジネスマナーを心得る
- 募集要項の条件と自分の条件を合わせる
毎回のように「面接に落ちる」という人は必ず原因がありますので、改善し再チャレンジしてみましょう。
①:バイトの面接とはいえ身だしなみは重要
人の第一印象は「3秒で決まる」と言われ、入り口である第一印象が面接官に刺さらないとその後の会話は上の空になる可能性が非常に高くなりますので身だしなみは重要なポイントになります。
身だしなみはいくらでも作れる
- 美容院や理容室で髪を整えナチュラルなセットにする
- ヒゲや眉毛も整え清潔感を出す
- 香水などのにおいは人によって不快に感じるのでNG
- 服装はキレイ目を意識しダメージジーンズや露出が多い服装はNG
- アクセサリーはつけない
上記のポイントを意識すればOKです。
「当たり前のことじゃない?」と思われる内容ですが、意外とできていない人が多く、「バイトが決まらない」という人に当てはまる特徴でもあります。
なお、面接の身だしなみで個性を出す必要はありません。重要なのは「万人受けする身だしなみ」です。
②:履歴書をしっかり書き志望動機は抜かりなく
会社員のときアルバイトの採用を担当していましたが、「よくこんな履歴書で応募してくるな」と思う人は多々います。
やはり、アルバイトの面接なので「こんなもんでいいか」という気持ちが出ているのかなと思いますが、「履歴書をちゃんと作成できない=不真面目」というイメージは採用する側の誰もが思っています。
逆に、即決で採用したいと思う特徴は「履歴書がしっかり書かれ志望動機も明確な人」になります。
採用したくなる履歴書の特徴
- 証明写真がスーツ
- 履歴書の記載に抜かりがない
- 誤字脱字がなく丁寧に書いている
- 志望動機が明確に記載され具体性がある
上記のポイントを押さえれている人はわりと簡単に採用されます。
面接官はあなたが思っている以上に履歴書から人物像を想像しますので「これでもか!」というぐらいの気持ちで作成して損はありません。
③:最低限のビジネスマナーを心得る
アルバイトの面接とはいえ年齢関係なく最低限のビジネスマナーは心得ておきましょう。
覚えておきたいビジネスマナー
時間を守る | ビジネスの場合では、出社時間、アポイントの時間、会議の時間などに遅れることは許されません。時間厳守が必須です。 |
自覚を持つ | 報酬をもらう立場であることを自覚し、どんな仕事に対しても責任を持って臨むことが求められます。 |
ルールを守る姿勢 | 会社には独自のルールがありますので、そのルールを遵守する姿勢が大事です。 |
敬語を覚える | 会話の際、話題に上っている人や、話している相手に敬意を示すのが「敬語」です。ビジネスには欠かせない会話のマナーなのでアルバイトの面接だからと適当にならないようにしましょう。 |
上記のことを意識し面接に挑みましょう。
④:募集要項の条件と自分の条件を合わせる
アルバイトに落とされる人は自分の希望条件だけを押し付け、アルバイトの募集要項にある応募条件を満たしていないケースが多いです。
たとえばですが、土日祝日に働けるアルバイトを募集しているのに「水曜日の夜だけ働けます」と言ったら落とされるのは当たり前です。
アルバイトの募集要項にある応募条件と自分の希望条件を合致させることが重要で、ここが合致しないといくら身だしなみがよく、履歴書が完璧でもどうにもなりません。
しかし、連絡して聞いてみるのはあり
- アルバイトを募集しているサイト等が最新でない可能性がある
- 辞める予定の人がいるので入れ替えるのに丁度いい可能性がある
上記のように、タイミング次第ではあなたの条件に合致することがありますので、「希望している条件は〇〇なのですが、面接可能ですか?」と聞いてみるのはありです。
「うちとしては〇〇と〇〇が出れるならあなたの条件でも面接可能です。」という流れになることは多々ありますので、「勤務地が丁度いい・時給がいい」など、あなたの希望している条件に合っている職場なら募集要項に当てはまっていなくても確認してみてください。
対策しているにも関わらず受からない人の特徴

これまで解説したことを対策しているにも関わらず「受からない」という人は主観で物事を考えている可能性があります。
世間一般的に見るとNGなことがある
たとえばですが、「完璧な履歴書ができた!」と思ってもあくまであなたのなかで完璧なだけであって、世間一般的に見たらNGなことはありますので面接に行く前に一度、友人や親御さんに確認してもらうことをおすすめします。
友人や親御さんから指摘があれば、一般的な見られ方とズレている可能性が高くなりますので、作成した履歴書の確認と、面接に行く服装などの身だしなみをチェックしてもらいましょう。
運が悪ければ落ちることはある
これを言ってしまうと「え!?」と思うかもしれませんが、ぶっちゃけ運が悪ければ下記の理由で不採用になることはあります。
- 担当者の好みではなかった
- 女性(男性)の応募者を優先した
- 他のスタッフからNGが出た
上記のように、あなたに原因がなくても企業の都合で不採用になってしまうことはあります。
たとえばですが、面接の担当者が女性なら男性を欲しがる場合もありますし、職種によっては男性より女性を優先することはあります。
また、面接に訪れた際に他のスタッフから見られると思うのですが、喋ってもいないのに「あの人は採用しないほうがいい」といった意見が出ることもあります。
このあたりは対策のしようがないので「運が悪かった」と思うしかありません。
バイトは受からないのに正規雇用の面接は一発合格する人もいる

現在、「アルバイトの面接に受からない」という悩みを抱えている人でも、いつかは正社員で働くことを考えていると思います。
しかし、「アルバイトの面接すら受からないのに正規雇用はもっと無理だよね……」と思ってしまうかもしれませんが、意外とそうでもなく正社員の面接は一発合格する人がいます。
アルバイトとしてのあなたはダメでも正社員なら利用価値がある
やはり、「アルバイトとして求める人材」と「正社員に求める人材」というのはまったく違うので、「アルバイトに受からない=正社員の面接でも採用されない」とはなりません。
たとえばですが、「車の筆記試験は一発合格した。だけど原付きの筆記試験は10回も落ちた」と一見すると「なんで難しいほうは一発で受かるんだよ(笑)」となる内容ですが、世の中には事実こういった出来事があります。
つまり、アルバイトとしては向かない人材かもしれませんが、「正社員として見る場合は利用価値のある人材」という人はいます。
仕事に就いていない空白期間ができる前に相談することも検討しよう
正社員で働くときのことを考えると「仕事に就いていない期間」というのは、採用されにくくなる要因になりますので、「どうやってもバイトに受からない」という人は思い切って正社員になることを検討するのもありです。
ただし、「バイトに受からないから正社員で応募しよう!」ではなく、一度プロのアドバイザーである転職エージェントに相談することをおすすめします。
プロのアドバイザーとのカウンセリングを通じ、キャリアの方向を一緒に考え、最適な求人のご紹介や面接の日程調整の代行など、幅広いサポートを受けながら書類選考対策や面接対策もできます。
また、転職エージェントを利用することで自分の弱点に気がつくこともでき、「なぜアルバイトの面接に受からなかったのか」を知るキッカケにもなります。
ちなみにですが、あなたのこれまでの行動を全て把握したうえで適切なサポートをしてくれますので、アルバイトに受からなったことを伝えても不利になることはありません。
まとめ:ポイントを押さえればアルバイトの面接は簡単
アルバイトの面接は正社員の面接に比べると簡易的なことが多いですが、だからといって適当に受けても不採用になるだけです。
しかし、ポイントを押さえ企業の募集要項と合致すればこれまでのように不採用の連続にはなりくいので、次の面接ではしっかりと対策して挑んでください。
あまりにも不採用が続いてしまうと精神的に参ってしまう可能性も出てきますので、早めに対策しアルバイト先を見つけて安心した生活を送ってほしいと思います。