俳優・生田斗真（39）のInstagramでの発言が、SNS上で大きな議論を巻き起こしており、妊娠中のファンに対して無痛分娩をすすめる形での発言が女性蔑視と受け取られ、多くの批判を集めました。
この記事では、この炎上の経緯、反応、そして今後の影響について詳しく解説します。
問題の発端：無痛分娩発言
2024年5月5日、生田斗真はInstagramのストーリーズでファンからの質問に答えました。
その中で、妊娠9ヶ月のファンから「出産が怖い」というコメントに対して、「旦那様に無痛おねだりするか」と回答しました。
この発言が「無痛分娩を軽視している」「女性蔑視だ」と捉えられ、多くの批判を浴びることとなりました。
炎上の経緯と謝罪
この発言に対し、SNS上では瞬く間に批判の声が広がり、多くの人が「無痛分娩をブランドバッグのように軽々しく頼むものと勘違いしている」「言葉の選び方が不適切だ」と感じ、炎上が拡大しました。
5月7日、生田は再度Instagramのストーリーズで謝罪文を掲載しました。
僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。ごめんなさい。 費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたのでそれをご家族で話し合われる事もいいのではないかとお伝えしかったのだけど言葉足らずでした。というか変な伝え方をしました。以後気をつけます! 質問くれた方も本当にごめんね!応援しているからね!
このように説明しましたが、この謝罪文も「謝るポイントがずれている」「他人事のように聞こえる」としてさらなる批判を招く結果となりました。
支持と批判の声
一方で、生田を擁護する声も存在しました。特に出産経験者からは、「無痛分娩を知っているだけでも評価できる」といった意見や、「彼の意図は理解できる」という声も上がっています。
しかし、それでも多数の批判が寄せられ、特に生田が長年出演してきたP&GのアリエールのCMに対する否定的な反応が目立ちました。
P&Gジャパンは、CMの続行について「現状ではコメントできない」と発表しており、企業としても慎重な対応が求められています。
過去の発言が掘り返される
今回の炎上をきっかけに、生田斗真の過去の発言も掘り返される事態となっています。
2013年の映画『脳男』で主演を務めた際の初日舞台挨拶の場で、生田斗真は共演した二階堂ふみの首を絞めるシーンの裏側について「監督からもうちょっと絞めてと言われそのとおりにしたところ、当時17歳だった二階堂さんが気絶してしまい、トラウマになったと」と発言。
しかし、笑いながら話していたことが再び批判の対象となってしまい、舞台挨拶で二階堂さんが「みんな死ねって思っていました」「早く終われこの現場と思っていました」などと語っていたこともあり、今回の炎上に結び付けて語られてしまったようです。
生田斗真の今後
今回の炎上が生田斗真のキャリアにどのような影響を与えるかは未知数です。
しかし、企業のCMから降板させられる可能性や、今後の仕事に影響が出る可能性は否定できません。芸能人としての信頼を取り戻すためには、誠実な対応と発言への慎重さが求められます。
炎上と芸能人のSNS運用
今回の炎上はSNSの運用に関するリスクを再認識させることも語られており、生田斗真は長年所属していた旧ジャニーズ事務所を退所し、フリーランスの俳優として活動を始めたばかりです。
所属事務所の管理下であれば、こうした炎上を未然に防ぐためのチェックが行われていた可能性がありますが、フリーランスになったことでその管理が難しくなったと考えられます。
P&Gの対応と企業への影響
P&Gは、日本における外資系企業として、多様性を重んじ、ジェンダー平等にも力を入れている企業です。そのため、生田斗真の発言に対しても慎重な対応が求められています。企業としての信頼を維持するためにも、今後の対応が注目されます。
広告代理店関係者によると、「P&Gは今回の炎上に対して非常に慎重な姿勢を示しており、CMの続行についても明確な回答を避けています」とのことです。これにより、企業側も大きなプレッシャーを感じていることでしょう。
妻・清野菜名への影響
今回の炎上により、生田斗真の妻である清野菜名（29）にも注目が集まっています。清野は2020年に生田と結婚し、2022年に第一子を出産しています。SNS上では「清野菜名が可哀想」「奥さんにも影響が出てしまうのではないか」と心配する声が上がっています。
清野菜名は、自身も女優として活躍しており、特に2021年のドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』での主演が記憶に新しいです。彼女のキャリアにも影響が出る可能性があるため、夫婦間のサポートが重要となるでしょう。
大谷翔平とも比較され始める
生田斗真の発言が炎上する一方で、同じく著名なスポーツ選手である大谷翔平の発言が称賛されています。
生田斗真の炎上見てると大谷翔平の子供の希望を聞かれた時の返答がやっぱりいいなと思ったね。自分以外のことは言うと叶わないような気がするので、あんまり言いたくない 元からの性格もあるんだろうけど、普段からしっかり考えて話してる人なんだなと
生田斗真の無痛分娩大炎上の言い草を見るに 大谷翔平の子供は何人欲しい？の質問に自分以外の事なので言うと叶わなくなるかもだから言いたくないですて答えが凄過ぎる
あんまり褒め称えるの好きじゃないけど大谷翔平ってどうして結婚のインタビューあんなに完璧な返答だったんだろうね。特に子供についての質問をした記者が最悪だったけど大谷さんは完璧だったよ。生田斗真は100回みてください
大谷は結婚について質問された際、「自分以外のことは言うと叶わないような気がするので、あまり言いたくない」などと答えており、妻への発言が「パートナーへの配慮を感じる」「発言が慎重で素晴らしい」と絶賛され、生田との対比が際立ちました。
まとめ
生田斗真の「無痛分娩」発言は、SNSでの炎上を引き起こし、多くの批判を集めました。謝罪文もさらなる批判を招き、企業への影響も大きくなっています。この件を通じて、芸能人のSNS運用におけるリスクと、発言の影響力の大きさが再認識されました。今後の生田斗真の対応に注目が集まります。
生田斗真の今回の発言を通じて、SNSの使い方や発言の慎重さが改めて重要視されるようになりました。特に公の立場にある人物にとって、その影響力は計り知れません。彼の今後の対応と、企業の反応がどのように展開されるのか、引き続き注目していく必要があります。
生田斗真にとって、この炎上は大きな試練となりますが、これを機に学びを得て、より慎重かつ思慮深い行動が求められることでしょう。ファンや企業からの信頼を取り戻すためにも、真摯な対応と行動が必要となります。
以上のように、生田斗真の「無痛分娩」発言による炎上問題は、彼自身だけでなく、関係者や企業にとっても大きな影響を及ぼしています。今後の彼の対応と、企業の動向に注目が集まります。
生田斗真プロフィール
生田斗真（1984年10月7日生まれ）は、日本の俳優でありタレントです。北海道室蘭市出身で、弟はフジテレビアナウンサーの生田竜聖。妻は女優の清野菜名です。
生田斗真は、2歳まで北海道室蘭市で過ごし、1996年に母親がSMAPファンであったことをきっかけにジャニーズ事務所に入所しました。11歳でジャニーズJr.として活動を開始し、その後、NHK教育の『天才てれびくん』にてれび戦士として出演し、ストロベリーパフェとしてCDデビューしました。個人としてのCDデビューはしていません。
1997年にはNHK連続テレビ小説『あぐり』で子役としてデビュー。同年、松本潤、相葉雅紀、二宮和也と共にジャニーズJr.内ユニット・MAINを結成しました。
2003年に堀越高等学校を卒業。同級生には尾上松也がおり、卒業後も交流があります。
2007年、テレビドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』で中津秀一役を演じ、知名度を高めました。この作品で第54回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞と第11回日刊スポーツ・ドラマグランプリ・助演男優賞を受賞しました。
2011年には主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でジャニーズ初のキネマ旬報ベストテン新人男優賞とブルーリボン賞新人賞を受賞しました。
私生活では、2015年1月期放送の『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』で共演した女優の清野菜名と交際を始め、2020年6月1日に婚姻届を提出し結婚しました。2021年6月に公式Instagramを開設し、同年10月に清野が第1子を妊娠していることが報じられ、2022年3月に第1子が誕生しました。
2023年11月20日をもって、27年間所属していたジャニーズ事務所（現在のSMILE-UP.）を退所し、フリーランスの俳優として活動を開始しました。公式会員制ブログで「この場所で愛する仲間たちに出会えた事は僕の財産です。彼らに恥じぬよう、負けぬよう、精進します」と感謝の言葉を記し、フリーランスとして新たなスタートを切りました。