【反省ゼロ】女子高生コンクリート詰め殺人事件:犯人たちのその後

【反省ゼロ】女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人たちのその後
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この記事は、女子高生コンクリート詰め事件の加害者が、その後どのような生活を送っているのか解説しています。


逮捕されるまではこちら»【閲覧注意】女子高生コンクリート詰め殺人事件を分かりやすく解説をチェックしてください。


なお、この事件は加害者をA・B・C・Dで解説していることが多いので、この記事でもA・B・C・Dで解説します。混乱しないためにも以下を把握してください。

被害者:古田 順子さん(ふるた じゅんこ)
加害者A:宮野 裕史(みやの ひろし)
加害者B:小倉 譲(おぐら じょう)
加害者C:湊 伸治(みなと しんじ)
加害者D:渡邊 恭史(わたなべ やすし)

加害者の判決から現在の情報

まず、A・B・C・Dの判決は以下のようになり、加害者は全員出所しています。

  • 少年A:懲役20年
  • 少年B:懲役5年以上10年以下の不定期刑
  • 少年C:懲役5年以上9年以下の不定期刑
  • 少年D:懲役3年以上4年以下の不定期刑


少年A:宮野 裕史(犯行当時18歳)

少年Aは川越少年刑務所で一定期間を過ごし、その後千葉刑務所に移送されました。通常、重罪の性犯罪者は他の受刑者からいじめられることが多いのですが、少年Aは周囲と上手くやっていたようです。


2004年ごろには模範囚として振る舞っていたため、仮釈放が予定されていましたが、最終的に刑務所側から満期まで服役することを通告され、少年Aは失望しました。


この決定には、法務省が性犯罪者に対する厳罰化の方針を示したことと、共犯者の少年Bが出所後に再び凶悪事件を起こしたことが影響していたようです。


そして、2009年に刑務所を出所したあと、少年Aは養子縁組をして名前を変えています。


出所後は、後輩をバーベキューやキャバクラに連れて行くことがよくあり、高級な腕時計やブランド品を身に着け、「暴力団とつながりがある」と自慢していたそうです。


また「都内の振り込め詐欺グループには知り合いが多い」と言いふらし、マルチ商法で利益を得ていました。


2013年1月、少年Aは振り込め詐欺で逮捕され、詐欺グループの一員として、全国の個人宅に無作為に電話をかけ「パチンコ必勝法」の情報料と称して現金をだまし取る役割をしていました。


しかし、彼は完全に黙秘を貫き、詐欺グループの解明はできませんでした。結果的に、2013年1月31日に不起訴となり、釈放されました。


その後、少年Aは消息不明となっています。

少年B:小倉 譲(犯行当時17歳)

少年Bは1999年に刑務所から出所し、保護観察関係者の女性と養子縁組を結び、姓を変えました。


Bは受刑中にパソコンのスキルを学び、出所後はIT関連の仕事に従事しましが、彼の前科が周囲に知られ、人間関係に問題が生じたため、職場を辞めざるを得なくなり、その後、暴力団の構成員となります。


2004年5月19日、B(当時33歳)は再び足立区や三郷市で一般男性に対して言いがかりをつけ、監禁し負傷させる事件を起こし、このとき、女子高生コンクリート詰め殺人事件で逮捕された加害者であることを誇りに思い、それを相手に脅しとして利用したそうです。


そして、2004年6月4日、Bは警視庁竹の塚警察署に逮捕され、2005年3月1日、東京地裁はBに対し、懲役4年の実刑判決を下しました。しかし、Bはこの判決に不服として控訴し、3月15日に東京高裁に控訴しましたが、Bは控訴を取り下げ、懲役4年の実刑判決が確定します。


2009年、Bは2度目の出所をしますが、成人後に起こした監禁・致傷事件が、以前のコンクリート事件と同様の手口で再犯されたため、報道において彼の実名や少年時代の犯行についての報道は異なる対応がなされました。

少年C:湊 伸治(犯行当時15歳〜16歳

2018年8月19日、少年C(当時45歳)が埼玉県川口市で路上で通行人に対して暴行し、殺害しようとした事件が発生しました。


被害者は32歳の男性で、元少年Cは彼の肩を警棒で殴り、ナイフで首を刺し、埼玉県警察武南警察署はCを殺人未遂容疑で緊急逮捕しました。


2019年11月22日、元少年Cは埼玉地方裁判所から懲役1年6か月、保護観察付き執行猶予3年の判決を受けます。

少年D:渡邊 恭史(犯行当時16〜17歳)

少年Dは1996年に刑務所から出所しましたが、その後は自宅に引きこもる生活を送るようになったそうで、唯一出所後に犯罪を起こしていない人物です。

E・F・Gは少年院に行った程度

事件に関わったとされる、不良仲間E・Fは少年院送致されただけです。さらに、Eに関しては事件のことをおもしろおかしく語っているようです。


また、G(Cの兄)も同じように、監禁を知っていたことや、遺体遺棄を手伝ったりと、何かと協力していたにもかかわらず、少年院送致されただけのようです。


やはり、少年法に守れたことが、厳しいバツを与えれなかった要因かと思います。

とても反省しているようには思えない

以上のように、4人のうち3人が出所後も何かしらの事件を起こしていることから、まったく反省の様子がないことが分かります。


また、主犯のAに至っては、女子高生コンクリート詰め事件をネタとし、雑誌にも出ています。

未来ある少女の人生を奪っておきながら、当たり前のように生活している彼らを許すことはできないでしょう。

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