フリーターは正社員と比べて冷遇されていることが多く、世間体も悪い傾向にありますので「なんでこんな思いをしなといけないんだろう……」と思う瞬間があり惨めに感じている人も多いのではないでしょうか?
しかし、「惨めだな」と思う感情がある人はいくらでも現状を変えることができ、あなたの行動次第では世間を見返すことも可能です。
本記事ではフリーターが惨めに感じる要因から解決策をご紹介していますので、自分の現状を客観的に捉えたうえで、現状打開に向けて必要な方法を実践してみてください。
フリーターが惨めに感じる瞬間6選

フリーターの多くは下記の出来事に直面すると「自分って惨めだな……」と感じます。
- 同窓会に参加して「嘘」をつく
- 結婚や出産の報告を受けるばかり
- アルバイト仲間が就職していく
- 年下が上司になり気を使われる存在になる
- 世間体が悪いことに気づいたとき
- 行動の自由があってもお金の自由がない
たぶんですが、今のあなたに当てはまる内容が多いと思いますので現状を把握するためにも照らし合わせてみましょう。
①:同窓会に参加して「嘘」をつく
大学生までの軽い同窓会では仕事に関する話題はあまり出ないですが、22歳を超えたあたりから話題が一気に変わり「なんの仕事しているの?」という鉄板トークがあります。
そして、学生時代の友人などが「〇〇企業に就職した」「大手メーカに転職した」「資格を増やして上を目指す」などのような会話が盛んに行われていると「フリーターって言うのが恥ずかしい」という思いから「〇〇系の会社に就職している」と、嘘をつくフリーターは多いです。
しかし、同窓会も終わり我に返ると「みんな正社員で頑張っているのに自分は何をしているんだろう、まして嘘までついてしまった……」と惨めな思いになる人は非常に多いです。
このあたり、20代前半はあまり実感がないことだと思いますが、数年後に実体験する可能性は高いです»参考:同窓会に参加するフリーターが直面するつらいこと4選
②:結婚や出産の報告を受けるばかり
フリーターは結婚どころか「30歳を超えても恋人すらいない」という人は多く、「自分以外の周りは結婚して子供もいる」という状況になる可能性が非常に高くなります。
結婚や出産には「経済力」「安定した環境」「充実した福利厚生」などが必須になり、「好き」という感情だけではできませんので、安定がないフリーターはそもそも恋愛対象にないりくい傾向があります。
そして、正社員で働いている人が次々と「結婚しました」「子供が産まれます」という報告を受けるばかりになり「自分は恋人すらいないのに……」と惨めな思いをする人が多いです。
事実、あなたを含め周りにいるフリーターを見てください。
結婚どころか恋人すらいない人が多いのではないでしょうか?
やはり、25歳を超えたあたりから「好き」という感情だけでは恋愛ができない人が増えていき、「安定性がある人」というのは重要なポイントになります。
③:アルバイト仲間が就職していく
これも多くのフリーターが体験することですが、先月まで同じ境遇にいた仲間が就職していく姿を見て「うらやましい」という気持ちから惨めに感じる人がいます。
素直に喜べない人は要注意
最近まで同じフリーターだった人が「〇〇の会社に就職が決まった!」という報告を受けたとき、「お前には無理だよ」「その企業はブラックだ」「フリーターのままがいい」「あいつには無理だよね」など、文句を言ってませんか?
身近な人の明るい話題を素直に喜べない人は、自分にできないことを成し遂げた人が「うらやましい」と言ってるようなもので、周りから見ても惨めでしかありません。
また、マイナス発言は全てブーメランなので冷静になり自分の発言を思い返すと「なんて自分は惨めなんだろう」と気がつくはずです。
④:年下が上司になり気を使われる存在になる
アルバイト先で正社員が自分より年下という人は、気を使われている可能性があります。
年上のアルバイトは使いにくい
- 立場は上でも年齢が上だと扱いに困る
- 働いている歴が長いため口出ししにくい
- アルバイトなのに無駄に発言力がある
- パワーバランスが取りにくい
上記のように、「自分より年上のアルバイトは気を使う」という意見は多く、「仕事を頼みたいけど言えない」「注意したいけど言えない」といった悩みを抱えています。
また、年上のアルバイトは無駄に発言力があるパターンが多いので若手社員としては「当たり障りないように接しよう」と気を使っている人は多いです。
このような出来事は当の本人は気づいていないことが多いですが、影で噂になっている可能性が非常に高く「みんなに気を使われて惨めだよね」と言われているかもしれません。
⑤:世間体が悪いことに気づいたとき
フリーターが増えつつある時代とはいえ世間体が悪いのは今も変わりません。
フリーターの世間体が悪い理由
- 定職に就かずフラフラして見える
- 将来のことを何も考えていないように見える
- 言い訳ばかりで逃げ腰の性格に見える
上記のように、「フリーター=だらしない」というのが世間の意見になり、ここに気がついたとき「自分ってなんて惨めなんだろう」と感じるフリーターは多いです。
フリーターをしてる人にとっては「そんなことはない!」と言いたいと思いますが、世間の目はそう簡単に認めてくれません。
「フリーター=だらしない」というイメージはこれからも変わることはないでしょう。
⑥:行動の自由があってもお金の自由がない
フリーターはそもそも給料が低いので、「緊急でお金が必要なときに何もできない」という人は多く、「お金を出せない自分って……」と惨めな思いをする瞬間があります。
お金で惨めな思いをした瞬間
- 結婚式などのお祝いが払えない(借りて払った)
- 飲み会に誘われても行くお金がない
- 欲しい物があっても買えない
- ローンなど信用がいる審査に通らない
上記のような場面に直面した瞬間惨めに思うことがあります。
このあたり体験済みの人も多いのではないでしょうか?
惨めに感じるのが嫌な人は現状を変えよう

ここまで読んで「フリーターってやっぱ惨めだよね……」と思う人は安心してください。
あなたはまだ大丈夫です。
惨めという感情がある人はその思いをこれからの行動力に変えていきましょう。
フリーターが惨めと思う人の解決策
フリーターが惨めと感じたとき現状を変える方法は、「正社員になる」「お金を稼ぐフリーターになる」のどっちかになればOKです。
まず、一番手っ取り早くあなたの現状を一気に変えれる方法が正社員になることです。
これまでの解説で分かるように、フリーターはさまざまなことで冷遇されますが、正社員となれば立場が変わるので他人からの見られ方や、あなた自身が思う負の感情は軽減されるでしょう。
正社員が嫌なら稼げるフリーターになればOK
フリーターをしている人の中には「正社員になりたくない」という人もいると思います。
しかし、「惨めな思いはしたくない」という矛盾を抱えている人は多いと思います。
そういった人は無理に正社員になる必要はなく、「稼げるフリーター」になってしまえばOKです。
正社員のような福利厚生や安定はありませんが、収入が多くなれば惨めに感じる感情は払拭でき、世間からの見られ方も変えることができます。
ぶっちゃけお金を稼げばOK
これは僕の実体験でもありますが、フリーター時代にアルバイト先の店長や正社員より稼げるようになり社員では買えない車などを所有していました。
すると、周りからの見られ方や接し方が変わり、勤務先のお客さんからも声をかけてもらえるぐらい変化がありました。
これは、自慢とかではなく「お金を稼げる人物」というのはそれだけ周囲からの見られ方が変わるということです。
フリーターは正社員よりも稼げるチャンスがあるので「惨めな思いをしたくない」という人は副業から始めて稼げる人材になりましょう。
»参考:【正社員より有利に稼げる】フリーターにおすすめの副業6選
まとめ:惨めな思いをしたくなければ今から行動しよう

今回は「フリーターが惨めに感じる瞬間」について解説してきました。
20代前半は周りもフリーターが多いのでそこまで実感はないと思います。しかし25歳を過ぎた頃から1人また1人とフリーターから脱出する人が増えてき、現状を変える行動をしない人は本記事で紹介していることが現実になります。
しかし、現状を変える行動ができる人は必ず報われますので、「フリーターで惨めな思いをしている」「これから惨めな思いをする予感がする」というような気持ちがある人は今から行動してみましょう。
一歩踏み出した時点で他のフリーターと差が出ます。