「誰もブログを見てくれない」
この疑問はブログを開始した誰もが思うことで、よく耳にする不満の一つです。
ブログは正しいことをすべて行ったと思っても、アクセスがほとんどないのは誰でも陥ることなので、本記事ではなぜ誰も見ないブログになっているかを解説し、多くの読者を集めるブログにするためのヒントを紹介します。
開設したばかりのブログが見られないのは普通

まず、前提としてブログを開設して半年も経っていない人は誰も見ないのは普通です。
Googleの使用上どうにもならない
ブログにアクセスされる流れを下記で掴んでください。
ブログを開設する
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記事を公開する
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クローラーと呼ばれるGoogleのロボットがWebサイトやページを見にくる
↓
インデックスに登録できると判断されればデータベースに保存される
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データベースに保存したWebサイトやページに順位が付く
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上位表示されるとアクセスが集まる
Webサイトやページが世に出るには上記の流れがあり、ポイントはWebサイトや記事を公開して順位が確定するまで3〜6ヶ月はかかるという点です。
つまり、新規でWebサイトを開設した人で、かつ半年も経っていない人のサイトにアクセスが集まらないのは普通ということです。
新規ドメインは信用がない
新規ドメインはGoogleとしても信用がないので、「本当に検索結果に表示しても大丈夫なのか?」といったように、Googleも悩んでいる状態で、この期間は審査段階と思っていいでしょう。そして、この審査期間はどの新規サイトでも起こり得ることです。
たとえばですが、ブログで毎月500万円稼いでる人でも、まったくの新規ドメインからWebサイトを立ち上げれば、あなたと同じように「誰にも見られない」となります。
もちろん、SEOの知識やライティング力に違いがありますので、検索結果に表示されるスピードは早い傾向にありますが、どれだけ頑張っても1ヶ月などの短期間で大量のアクセスを集めるのはGoogleの使用上かなり難しいです。
最低でも3〜6ヶ月は誰も見ないと思っておく
難しく考える必要はなく、「Googleの使用上3〜6ヶ月は誰も見ない」と思っておけばOKです。そうすれば、あなたのブログが見られないことに納得できると思いますし、ブログをつづけれるモチベーションにもなると思います。
ただし、「じゃあ3〜6ヶ月を過ぎれば読者に見てもらえるのか?」という疑問が出てくると思いますが、残念ながら読まれません。
結局のところ「SEO対策を行いつつ高品質な記事を読者に提供できるWebサイト」にしないと、順位が付いても誰にも見られることはありません。少なくともGoogle検索結果の20ページ以内にランクインする必要があります。
多くの読者に見てもられるブログ作りのヒント

では、多くの人に見てもらうためのヒントを紹介していきます。ここができていないと3〜6ヶ月どころか、1年経っても誰にも見られませんし、ポイントを押さえれば、どれかのページは急速にランクインすることもあります。
検索エンジン最適化(SEO)を学ぶ
検索エンジン最適化(SEO)とは、簡単言えば記事を検索結果の上位に表示させるための施策でSEO対策と呼ばれるものです。SEOの知識がないといくら大量の記事を書いて誰にも見られませんので、アクセスを集め多くの読者に記事を見てもらうためには必須の知識になります。
SEO対策をすればとりあえず順位は付く
SEO対策をすればとりあえず順位は付きますので、こちら»SEOとは?初心者向けに検索エンジン最適化の意味を解説でSEOの概要を理解してみましょう。
そのあとは»【保存版】初心者向けにコンテンツSEOの重要性を徹底ガイドをチェックしてください。コンテンツSEOとは、上位にランクインさせるためにコンテンツを作ること言います。
とりあえず1年間は本気でブログに取り組む
これまでの解説で分かるように、ブログを多くの読者に見てもらうには、時間がかかります。今から1記事目を書いたとしても、その記事は3〜6ヶ月を経て検索結果に出てきます。
つまり、これから書く記事は全て未来に向けて書くことになるのをしっかり覚えておいてください。
人にもよりますが、SEOを理解しつつ1年間ブログに取り組めば、どれかの記事はおそらく1〜3ページ目には出てくるようになります。
ブログはとにかく時間がかかり、挫折する人が多いですが、継続できた人は結果が付いてきますので、諦めず継続してみましょう。
SEO対策がされたプラットフォームを利用する
もしも、無料ブログを使っている人で「誰も見てくれない」と思っている人はWordPressに切り替えてください。
WordPressに切り替えたら上位表示される可能性がありますし、そもそも無料ブログで上位表示するのはかなり難しいです。
簡単に言えば無料ブログはSEOに弱いので、まったく同じ内容の記事を公開しても上位表示される可能性が高いのは有料ブログであるWordPressになります。
WordPressは有料なのでお金がかかりますが、多くの読者を集めたい人にとって必須なので、必ず準備しておきましょう。WordPressの始め方はこちら»WordPressでブログを始める手順から初期設定の方法で解説しています。
特定のテーマだけ扱い専門家になる
ブログが見られない人のよくある失敗が、専門性のないサイトになっていることがあります。たとえばですが、ブログのカテゴリーが「転職」「食事」「猫」とまったく関係のないテーマが混在しているサイトがいい例になります。
昨今のGoogleは「専門性・権威性・信頼性」に重きを置いていますので、特定のテーマだけを扱い専門家のようになることが、見られるWebサイトにするコツであり、特化ブログと呼ばれるもののことです。
特化ブログは、特定のテーマだけを扱うので、専門性が高く、権威性も付きやすいので、結果的にGoogleからの信頼も得やすくなります。
このあたり、日頃ググる人なら分かると思いますが、キーワードを検索し情報を調べると上位表示されているWebサイトのほとんどが、検索したキーワードに関連する情報がたくさん入っているブログだと思います。
つまり、特定のテーマだけ扱っているブログは検索上位にランクインしやすいということです。
重要なことですが、上位表示されている記事はキーワードの答えになりますので、あなたが目指すべきWebサイトになります。
SNSを併用しアクセスを集める
SNSを併用してアクセスを集めることは、ブログをより人気のあるものにするための有効な手段で、SNSでブログを紹介すること新しい読者を獲得することができます。
また、SNSのメリットはSEOに依存しないことが挙げられます。
SEOに依存しないということは、記事を公開した瞬間に読者が訪れる可能性があり、SEOで評価されていなくても、SNSから大量のアクセスを集めることもできますし、SNSかアクセスがあると「価値のある記事」とGoogleが認識してくれる可能性もあります。
SEOの基本としても「アクセスが多い=価値のある情報」となりますので、SNSがアクセスを集めるのはかなり理にかなった方法です。
書きたいことを書かない
書きたいことを書かないのは重要です。というのも、主観で書く記事は「こうあってほしい」と思う文章になってしまい、キーワードに対し的外れな記事になる可能性が高くなります。
もちろん、質の高いコンテンツを作るために独自の意見や見解は重要ですが、まずはキーワードに対して検索意図をしっかり把握しつつ、独自の意見や見解を挿入しオリジナルティの高い記事にしてみましょう。
キーワードに対する検索意図を知るのは簡単です。ずばり、上位表示されている記事が検索意図に答えている記事なので、上位表示されている記事を徹底的にチェックしてみましょう。
まとめ:誰にも見られないブログには必ず原因がある

今回は「誰にも見られないブログ」について解説してきました。要点をまとめると、開設したばかりのWebサイトは信用がないので誰にも見られません。最低でも3〜6ヶ月を経て検索結果に表示されるようになります。
そして、多くの読者に見てもらうには下記に施策が必要になります。
- 検索エンジン最適化(SEO)を学ぶ
- とりあえず1年間は本気でブログに取り組む
- SEO対策されたプラットフォーム(WordPress)を利用する
- 特定のテーマだけ扱い専門家になる
- SNSを併用しアクセスを集める
- 書きたいことを書かない
こられの施策を行えばGoogleはしっかり評価してくれ、徐々に上位表示されるようになります。
「ブログを誰にも読んでもらえない」という人は必ず原因がありますので、一つずつ原因を探り読者とGoogleに評価されるコンテンツを作ってみましょう。